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わかりやすい ニュース 解説

今世の中で起こっている、政治、経済、その他諸々の出来事やそれらのニュースについて、どこよりもわかりやすく解説します。
ここで解説する内容は、主に本や雑誌で得た知識です。


アメリカ同時多発テロ

先日2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件からちょうど10年が過ぎました。
この事件は実行犯とされるアルカイダによって4機の航空機がハイジャックされ、世界貿易センターのビルに2機、アメリカ国防総省(ペンタゴン)に1機、ペンシルベニア州シャンクスヴィルの地上に1機が墜落した事件です。この1機のターゲットは国会議事堂かホワイトハウスだったと推測されいます。
このような自爆テロはもともと、イスラエルに対抗するパレスチナ人が行っていたものです。
ではなぜこのような争いが起きているのか?イスラム原理主義とは?ここら辺について今回は解説していきます。


パレスチナ問題について
パレスチナ問題とは、いってみればユダヤ人とアラブ人の陣取り合戦であり、ユダヤ教徒とイスラム教徒の対立という側面もあります。

約1900年前、今のパレスチナと呼ばれる地域には、ユダヤ教を信じるユダヤ人が住んでいました。しかしローマ帝国によって滅ぼされ、ユダヤ人はその土地を離れ、散り散りになります。
その後イスラム教を信じるアラブ人が暮らし始め、ユダヤ人は長い間流浪の民となりました。
またユダヤ人はイエス・キリストを十字架にかけた、という新約聖書の描写によって、キリスト教徒からは天敵扱いでした。
ヨーロッパにいたユダヤ人たちも差別を受け、まともな職に就けず、当時卑しいとされていた金貸しの仕事を始めます。すると金融で大成功する人たちが出てきて、これによりますます憎まれてしまいます。

第二次世界大戦では、ナチスによって迫害され、600万人ものユダヤ人の命が奪われました。
この事実によって、今度は国際社会が同情的になります。
ユダヤ人の国を作りたい、という願いに耳を傾け国連はパレスチナを「アラブ人の国」と「ユダヤ人の国」に分割することを決議し、これによってユダヤ人の国(イスラエル)が出来ました。
しかしもともとそこに住んでいたパレスチナ人はユダヤ人に土地を奪われてしまったので、イスラエルに対するパレスチナの抵抗運動が始まったのです。

これが60年以上続いているパレスチナ問題です。

イスラム教の教えの中でジハード(聖戦)という言葉があります。
コーランの中には「ジハードで亡くなったものはアッラーのもとで暮らしていける」と書いてあります。
自分たちを攻撃する異教徒と戦って死ねば、天国へ行けるという考えです。
つまりこれこそ過激派が自爆テロを行う理由です。

ちなみにアメリカはイスラエルが建国して以来ずっと援助してきました。理由は色々ありますが、
アメリカにもユダヤ人が多いことや、「世界の警察」になりたいアメリカがイスラエルを援助することによって、中東情勢への足掛かりとしていることなどが挙げれます。
また湾岸戦争の時、イラクがアメリカの攻撃に対してジハードを主張したことによってイスラム組織
から敵対心を持たれたという背景もあります。

これらによってアメリカが自爆テロの標的になったことが考えられます。


イスラム原理主義 過激派 アルカイダ
まずイスラム原理主義とは、イスラムの教えに戻って、今の世の中を変えていこうという運動です。根本に返れということから「原理主義」と呼ばれています。コーランの教えを忠実に守り生きるべきだという考え方です。
特にその中の過激派と言われる組織は、武器を持って自分たちの目的を果たそうとアメリカや世界各地でテロ活動などを展開しています。アルカイダもその組織の一つですが、この組織は世界の色々なところに存在します。今回の事件を引き起こしたのは、オサマ・ビンラディン率いるアラビア半島のアルカイダと言うわけです。

ちなみに同時多発テロが起きた後、ビンラディンの声明などをテレビで見かけたことがあると思います。映像を独占配信していたのはアルジャジーラというカタールの国営放送局です。

アルジャジーラがなぜその映像を持っていたのか、それはアルカイダから一方的に送られてきたそうです。直接の接触は無く、郵送で送られてきたり、直接敷地内へ送り込まれたりなどで映像を入手していたとされています。このことがきっかけでアルジャジーラは世界的に有名になりました。


最後に
今回はアメリカ同時多発テロが起こった背景について簡単に説明しました。
根本的なところは宗教の問題が深く関わっています。世界の歴史を知るには、宗教の歴史を知る必要があります。
今後も色々な話題について書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。



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